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レオンの好きだったシーン

・家族を殺されたマチルダを家に入れたレオンが重い空気の中「台所に豚がいる」といってぶたさんの鍋掴みを持ってきて人形遊びをしてマチルダを慰めたところ
冷たくて残酷な掃除屋のレオンがおどけてマチルダを慰めているところに優しさを感じて、優しさの衝撃を与えられて泣いた

・霧吹きで遊ぶシーン
他人同士で殺しを教える、教えられるという関係で、ぎこちないようにも見えた二人がここで初めて声をあげて笑ってはしゃいで…
その様子が普通のおじさんと子供のようで、二人の距離感が変わっていることも感じられて、こうやって笑えるようになってよかったね…と思って泣いた

・ラストシーン
レオンが死んで、寄宿舎に帰って、大事にしていた植物を大地に植えて「レオン、もう大丈夫よ」と言うセリフが凄く印象的だった
「大丈夫」という言葉の意味を考える 「大丈夫」という一言に様々が詰まっていて、ここまでしっくりくる言葉選びってない…凄いなと思った
「ありがとう」とか「愛してる」とかじゃなく、「もう大丈夫よ」なんだ…
感じたものを言語化したり深く考えることは出来るけど、それをすればするほどこのセリフの価値が失われてしまう気がする
何度も噛みしめるより、その瞬間的な衝撃を大事にしたいなと思える…それくらい短いのに、凄い台詞だなと思った
泣いたね


レオン、ストーリーはかなり想像がしやすくてこうなるんだろうなという予想通りだったけど、やっぱりその過程の描写が繊細で心を震わされるものがあった…
あとやっぱこういう人と関わってこなかった男と少女の構図はオタクみんなすきだね…(クソデカ主語)
いつか見たいと思っていた名作だったので実家のネトフリ(実家唯一の娯楽)で見れてよかった
#映画

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