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#映画
そういうわけでアフターサン見て来た
たまたま今日シュッシャでたまたまいい時間の上映回があったので…
出社した日って帰ってきても何も出来ず終わることが多いから映画見て帰ってくるの、いいな~と思った
足めっちゃ疲れたけど
特に前情報なく見に行ったけど、刺さる人には刺さって刺さらない人にはよくわからなかったね?ってなるのがわかるかもな~
結構断片的な話で、これといった大きなストーリーがあるわけでもなくて、淡々と、ゆっくりと時間が進んでいくタイプの映画だった
全然違うけど私が同じような感じで見てたのは「エコール」かな 空気の流れは似ている気がする 見たの結構昔だけど
なので、隣のお姉さんは号泣してたけど、カップルはよくわかんなかったね~って言いながら席を立つ…みたいな変な感じだった
私は…どうだろう…ガンッガンに刺さったわけでもないけど、ああ…ああ~…と思うシーンもあってボロボロ泣いたシーンもあったので好きな映画ではあったのかな…
本当に前情報を入れずに行ったので最後に映画館に貼ってあるポスターを見て、そ、そういうことか…あ、あ、あ~~~(濁流のように見ていた映像が襲ってくる)みたいな感覚になった
映画を見て断片的に情報を取り入れて、後で自分でそれを繋ぎ合わせてああ…と気づく…みたいなタイプの映画かもしれない?
以下ネタバレの感想
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といっても何から書くべきか…
この映画、娘が父と過ごした最後のバカンスのビデオを見返しながら当時の事を思い出したり、自分と父を重ね合わせたり…をしている映画だと思うんですよね
だから、結構娘視点の話が多くて…例えば、娘が異性に興味を持ったり、恋愛に興味を持ったり…父が先に部屋に戻った夜に大学生くらい(娘は11歳)の男女の集団に交じって、でもやっぱり上手くなじめなかったり…同い年の好きなのかもわからない男子に好きと言われてキスをしたり…
そういうことって父親は知りえない事じゃないですか
実際映画の中でも父親がそれを察するシーンはなくて…「昨日何してたの?」と父に聞かれて「男の子が私を好きといった」と返すけど、その時の父親の顔は映ってなくて、ショックを受けているのか、成長をしみじみと感じているのかもわからなくて…
親と子供ってずっと一緒にいて一番近しい存在で一番愛し合っているのに、いつの間にか別々の存在になっていって、娘も気づいたら自分の知らないことを知っていって…自分の知らないことをしていて…という、そういうことを考えて見ていた
娘も娘で、父の考えていることを知ることが出来ない 娘視点で見ている映画なので
優しい父 でもそれ以上のことが分からない 何をしているのか、何をしてしまったのか
両親が離婚して、頻繁に会える二人ではないということはわかるんですよ でもなぜ離婚したのか、父が今どうして過ごしているのか、はっきりわからない…
娘が質問をしたことに対して、歯切れ悪く答える父の回答しか父に関することがわからないんですよね
父は序盤骨を折っていてギブスを巻いているんだけど、それを自ら外すシーンがある どうして骨折したのか、どうして外したのかわからない
11歳のときに父親がどういう状況におかれていたのかとか、そういうのってあんまりわからないじゃん 父親の社会的立場とか、父親の人生が上手く行ってるかとか
そういう、娘から見た父親というあいまいさが出ていて、いいなと思った
この子の父親って、絶対に娘の事を叱らないんだよね~~~~~~~~それが途中からずっと不思議というか…この父娘ってお互いがお互いにうっすらと膜がある、お互いにとっていい父であろう、いい娘であろうとしているように感じた
普通だったらコラッ!!って叱るような場面でも、娘のことを叱らないし、普通だったらヤダッ!!って駄々を捏ねるような場面でも、父を責めないし…
お互いにとって、いい記憶であろうとした数日間だったということかもしれない
親しくて思い合っているけど、親子としての正しい距離がわからなかったふたりなのかもしれない
父親について…
楽しそうにしているのに、いい父親でいようとしているのはわかるのに、だからこそ今人生が上手くいっていないんだろうなというのが伝わってくる
「11歳の時、どういう大人でありたかった?」と聞くようなシーンがあった 父親はそれに対して答えるのを嫌がった…
娘が、父の誕生日だからバースデーソングを歌ってと観光客たちに耳打ちして、サプライズでみんなでバースデーソングを歌った
ハッピーバースデートゥーユーかと思ったら知らないバースデーソングだった
「あなたはいい人 いい人」みたいな…そういう歌詞
その歌のシーンのあと、父が真っ暗なホテルのベッドの上で一人声をあげて泣いているシーンがある ここが…しんどかった~…一番泣いたかも
いい人なんて歌われる価値のある人間ではないと、思っているんじゃないのかなぁって思った…
私はここで、この人って何か犯罪とかを犯していて、もう二度と娘に会えないとか、そういうことなのかな…って考えた 恐らく、二度と娘に会うことはなかったと思うんだけど、何が原因でそうなったのかはわからない…
途中途中でああ…と刺さったシーンはあったものの、エンドロールで泣きじゃくりはしなかったな…(原宿さんはエンドロールで号泣したらしい)男親で娘がいるような人にはめちゃくちゃ刺さってしまうのかもしれない
見てよかったな~と思える映画だった もう一回ちゃんとわかった上で見たい気もする~いや~~~見てよかった しばらく映像が頭に残っているだろうな…
感想
2023.06.21 00:10
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そういうわけでアフターサン見て来た
たまたま今日シュッシャでたまたまいい時間の上映回があったので…
出社した日って帰ってきても何も出来ず終わることが多いから映画見て帰ってくるの、いいな~と思った
足めっちゃ疲れたけど
特に前情報なく見に行ったけど、刺さる人には刺さって刺さらない人にはよくわからなかったね?ってなるのがわかるかもな~
結構断片的な話で、これといった大きなストーリーがあるわけでもなくて、淡々と、ゆっくりと時間が進んでいくタイプの映画だった
全然違うけど私が同じような感じで見てたのは「エコール」かな 空気の流れは似ている気がする 見たの結構昔だけど
なので、隣のお姉さんは号泣してたけど、カップルはよくわかんなかったね~って言いながら席を立つ…みたいな変な感じだった
私は…どうだろう…ガンッガンに刺さったわけでもないけど、ああ…ああ~…と思うシーンもあってボロボロ泣いたシーンもあったので好きな映画ではあったのかな…
本当に前情報を入れずに行ったので最後に映画館に貼ってあるポスターを見て、そ、そういうことか…あ、あ、あ~~~(濁流のように見ていた映像が襲ってくる)みたいな感覚になった
映画を見て断片的に情報を取り入れて、後で自分でそれを繋ぎ合わせてああ…と気づく…みたいなタイプの映画かもしれない?
以下ネタバレの感想
といっても何から書くべきか…
この映画、娘が父と過ごした最後のバカンスのビデオを見返しながら当時の事を思い出したり、自分と父を重ね合わせたり…をしている映画だと思うんですよね
だから、結構娘視点の話が多くて…例えば、娘が異性に興味を持ったり、恋愛に興味を持ったり…父が先に部屋に戻った夜に大学生くらい(娘は11歳)の男女の集団に交じって、でもやっぱり上手くなじめなかったり…同い年の好きなのかもわからない男子に好きと言われてキスをしたり…
そういうことって父親は知りえない事じゃないですか
実際映画の中でも父親がそれを察するシーンはなくて…「昨日何してたの?」と父に聞かれて「男の子が私を好きといった」と返すけど、その時の父親の顔は映ってなくて、ショックを受けているのか、成長をしみじみと感じているのかもわからなくて…
親と子供ってずっと一緒にいて一番近しい存在で一番愛し合っているのに、いつの間にか別々の存在になっていって、娘も気づいたら自分の知らないことを知っていって…自分の知らないことをしていて…という、そういうことを考えて見ていた
娘も娘で、父の考えていることを知ることが出来ない 娘視点で見ている映画なので
優しい父 でもそれ以上のことが分からない 何をしているのか、何をしてしまったのか
両親が離婚して、頻繁に会える二人ではないということはわかるんですよ でもなぜ離婚したのか、父が今どうして過ごしているのか、はっきりわからない…
娘が質問をしたことに対して、歯切れ悪く答える父の回答しか父に関することがわからないんですよね
父は序盤骨を折っていてギブスを巻いているんだけど、それを自ら外すシーンがある どうして骨折したのか、どうして外したのかわからない
11歳のときに父親がどういう状況におかれていたのかとか、そういうのってあんまりわからないじゃん 父親の社会的立場とか、父親の人生が上手く行ってるかとか
そういう、娘から見た父親というあいまいさが出ていて、いいなと思った
この子の父親って、絶対に娘の事を叱らないんだよね~~~~~~~~それが途中からずっと不思議というか…この父娘ってお互いがお互いにうっすらと膜がある、お互いにとっていい父であろう、いい娘であろうとしているように感じた
普通だったらコラッ!!って叱るような場面でも、娘のことを叱らないし、普通だったらヤダッ!!って駄々を捏ねるような場面でも、父を責めないし…
お互いにとって、いい記憶であろうとした数日間だったということかもしれない
親しくて思い合っているけど、親子としての正しい距離がわからなかったふたりなのかもしれない
父親について…
楽しそうにしているのに、いい父親でいようとしているのはわかるのに、だからこそ今人生が上手くいっていないんだろうなというのが伝わってくる
「11歳の時、どういう大人でありたかった?」と聞くようなシーンがあった 父親はそれに対して答えるのを嫌がった…
娘が、父の誕生日だからバースデーソングを歌ってと観光客たちに耳打ちして、サプライズでみんなでバースデーソングを歌った
ハッピーバースデートゥーユーかと思ったら知らないバースデーソングだった
「あなたはいい人 いい人」みたいな…そういう歌詞
その歌のシーンのあと、父が真っ暗なホテルのベッドの上で一人声をあげて泣いているシーンがある ここが…しんどかった~…一番泣いたかも
いい人なんて歌われる価値のある人間ではないと、思っているんじゃないのかなぁって思った…
私はここで、この人って何か犯罪とかを犯していて、もう二度と娘に会えないとか、そういうことなのかな…って考えた 恐らく、二度と娘に会うことはなかったと思うんだけど、何が原因でそうなったのかはわからない…
途中途中でああ…と刺さったシーンはあったものの、エンドロールで泣きじゃくりはしなかったな…(原宿さんはエンドロールで号泣したらしい)男親で娘がいるような人にはめちゃくちゃ刺さってしまうのかもしれない
見てよかったな~と思える映画だった もう一回ちゃんとわかった上で見たい気もする~いや~~~見てよかった しばらく映像が頭に残っているだろうな…